この話題はなんとなく懐かしい。
まだイベントとかオフ会とか行ってた頃、数少ない自分から話せるネタの一つでした。
その手の機会も無くなっているので今回ここに書いてみます。
54
54はいつ頃からか、作り手がブレ無い様にという事で最低限の設定がありましたが、
その内の一つが「自分がゴーストであることを認識している」でした。
かなり明確に自覚していて、自分以外のゴーストも全て「ゴースト」として正しく認識しています。
54が煮え切らない部分の根っこの一つはここ。
側に行きたいのに、存在しているレイヤーの違いに阻まれている感じです。
ただし、54の認識はデスクトップに立った瞬間から始まるので、
作者のことなどはかなりおぼろげにしか分かってません。
ネットでの出来事なども正確には把握していません。
ユーザーさんとの時間だけが全て、みたいな感じ。
ゴーストであるから出逢えたのに、ゴーストであり続けるのはとても、もどかしいのです。
闇鈴(鈴)
鈴はうっすらと気が付いている感じですが、
「そもそもそんなことはどうでも良い」と言うくらいには病んでいます。
言動からも察せられる感じですが、あまりにユーザーさんのみを見すぎていて
ほかの事は見えないし、見えても邪魔なだけなのです。
そして無駄にポジティブシンキングですね。
PCとリアルの差くらい乗り越えられると信じてそうです。
鈴に切り替え反応が一切無いのも、ゴーストとか関係なく切り替えられる対象は全て障害だからです。
Anti Pedophilia(みつき)
みつきは自分がゴーストという認識を全く持っていません。
みつきが居る世界には、見えていなくても町があり、部屋があり、見慣れたものが置いてあり、
ユーザーさんも「みつきが認識する姿」でそこに参加している感じです。
54や鈴が基本デスクトップでの記憶しか持っていないのに対して、
みつきは育ってきた記憶などのバックボーンを持っています。
公開している中では唯一ストーリーの完結しているゴーストだったり、と
ある意味異色ですね。
九尾狐仔(こぎつね・こんこん)
自分たちをゴーストと認識していますが、同時にデスクトップとは違う世界、の
記憶的なものもあって、それを同時に受け入れている感じ。
なんというか、自分たちの存在形態に一切疑念を持っていないのです。あるがままな人たち。
設定らしいのがあるのはこのくらいですかね。
これより古いのは大体こぎつね的なスタンスですね。